2015年8月10日月曜日

エフェクターを作った

エフェクタを試してみたい、回路が公開されてるし作ってみるか。
というわけで作ってみた。

sansamp bass driver のコピー回路。BD21 liteって名前で公開されてるもの。元のエフェクタも定番のようだし、ちょうどいいかなと。

で、


はんだづけして、(下手だ。)



配線して、



こうなりました。


各ICにパスコンを追加してます。
外から見える機構部品の配置は、売り物を参考にして、ほぼ同じ位置です。
蓋を開けてた時に、基板を外に出せるように線材を長めにしたら、ぐしゃぐしゃである。


まだLEDつけてなかったりするのですが、とりあえずこんな感じ。いもはんだのせいで音が出なくなったり信頼性には欠けるが、自宅練習では問題ないでしょう。
肝心の音ですが、いいんじゃないですか。本物と比較できないのですが、無理のない範囲で音が変えれてる感じ。ドライブは少しかけるくらいがちょうどいい感じ。あまりあげると歪みすぎる。
総じて気に入りました。まぁベースの経験が浅すぎてこれが良いものなのかよくわからないということもありますが。


2015年7月12日日曜日

ベースを5度チューニングにしてみた

ベースを試しに5度チューニングにしてみた。
下の弦からCGDAにするということだ。

もともと私はチェロ弾きなので、こっちの方が圧倒的に楽譜が読みやすいと安直に思ったからである。
ただこれは問題があり、

・既存のTAB譜が全て使えない。
・他の人のベースが弾けなくなる
・弦をどうするか

一つ目はまぁ五線譜で読めるようになるので大して問題ないし、2つ目は今のところそういうこともないのでいいけれど、3つ目が困った。
試しに4弦を2度下げてみるとべろべろで使いものにならない。

調べてみると、5弦ベース用の5弦を4弦に張るとできるという情報を入手。ただしこの場合、ナットの溝の太さが違うので問題があるかもとのこと。また、ネックへの負担もよくわからない。
しばらく悩んだが、どうしても気になるので、やってしまった。Aria Pro IIの弦が他のより少し細く安かったのでこれをチョイス。他の弦はそのまま。チューニングだけ変える。

変えた結果ですが、音はヘッドホンで聴いている限りはとりあえず問題なし。これまでチェロで弾いていたフレーズが何も考えずに弾ける。ポジション移動大変。これまで覚えたベースのフレーズが弾けない。最低音低すぎ。楽しい。
と予想通りの感想でした。
また、このチューニングでフレットレスベースだとさらになんか楽しそう。と根拠の無い物欲が刺激されてしまいました。
いや、買ったばかりだし買う予定ないけど。

2015年5月5日火曜日

「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を読んだ

平野啓一郎著。自分とはなにかを考える際に、著者が考えた分人という言葉を使うとうまくいくので紹介する。という本。

分人という概念は、とても実用的であると思った。それが必要な人は使えばいい、不要な人は使わなくて良い。著者は、自分が悩んでいることを解決するために必要だったのだろう。実体験がふんだんに書かれており、実用的で、共感を得やすいと感じた。

自分に関して言えば、例えばリアルとネットで人が変わるという経験を納得するのは、確かに便利な考え方だとは思った。自分の中の考え方の引き出しには入れておこうと思います。

あと、著者について。日蝕を昔読んで、苦手意識を持っていたのだが、本書は非常に読みやすかった。他の小説も読んでみたいかな。

2015年5月3日日曜日

ベースギターを買った。(購入記 後編)

昨日の続き。

店員におすすめされて出てきたのが、Fender Japan JB62 WAL。
一目見て、なにこれ、かっこいい。ヘッドがチョコみたいで美味しそう。
とりあえず弾いてみて、音や弾きやすさはこれなら満足できそう。重さは、少し重いけどまぁ許容範囲。というか木目がある。かっこいい(重要)。


...。ひとめぼれですね。とりあえずその日は落ち着いて考えようと思い帰りました。家で調べて、ボディ材以外はJB62とほぼ同仕様だし、同じ値段のJB-62USの方がお買い得感あるかも?とか考えましたがやっぱ見た目は重要だ、と次の日に貰い受けました。

というわけで購入したのがこちら。

写真撮りにくい。

なお、試奏のときは初心者らしく適当に音を鳴らした後に、おもむろにオケのコンバスパートを思い出しながらたどたどしく弾いてました。ベートーヴェンの運命、チャイコの弦セレ、バッハの無伴奏チェロ組曲など。だってベースで試せそうな曲がなかったんだもの。スラップとかやってる客の横でバッハを弾くのはちょっと勇気がいりました。こんなので、音の違いとか弾き心地を偉そうに語るのも恥ずかしいですが、楽器は第一印象って大事だと思います。個人の感覚ですしね。

予算がないので、家にあったギター用マルチエフェクタ+ヘッドホンでごまかして練習してます。バンドやる予定もなく、家では鳴らせないのでアンプはしばらくいらないけど、アンプシミュレータは欲しいかも。

2015年5月2日土曜日

ベースギターを買った。(購入記 前編)

突然ベースを弾いてみたくなったので。

検討開始時の条件は、

1)3万くらいで収まればいいけど、条件によっては10万以下。最低ランクはちょっと。
2)重すぎない。
3)音が良いことを優先させるが、デザインもそれなりにこだわりたい。サンバーストは好きだけど、アニオタに見えるのがちょっと...
4)なんとなくジャズベ

1)に関して。ベースは弾いたことがないながら、楽器は初めてではないので、価格差が露骨にわかるようであれば多少高くてもいいかなと思っていました。

2)は、自分の父親がばかみたいに重いベースを持っていたという話をきいていたので。そんなに体力ないし。

なお、重さとかわからないので、通販で買う気もありませんでした。

で、まずネットで調べて候補に上がったのが、Cool Z、Fujigen NJB100、Bacchus、Fender Japan JB-STDからJB62-US。すでにこの時点で3万では収まっていない。
幸い近くの店をまわって触ることができたので、素人ながら試奏したので、偉そうに感想を。

Cool Z
 →フレットは押さえやすそうだが、なんか音がこもってる?。

Fujigen NJB100
 →かなり好みの音。弾き心地もいい感じ。ただし...重い。ベースとしては普通かもしれんが俺には重い。
   
Fender Japan JB STD
→フレットが押さえにくい。

Bacchus WL-001
 →NJB100よりも音が明るい?感じ。好みとしてはFujigenのほうがいい感じだが、弾き心地はいい感じ。値段を考えるとこのへんで妥協するのもありか?

Bacchus Woodlineシリーズのなにか。15万くらい?
 →とてもひきやすく感じる。なんか自然に音がなってる感じ。うーん、でも、さすがにこの価格はだせない。

フレットレスのなにか
 →興味本位で弾かせてもらう。以前コンバスを遊びで弾いたことがあるが、それと似た感触。面白いけど、今はこれを求めているわけではないということがわかる。

Fender Japan JB62-US
 →これは、かなりひきやすくいい感じ。これならいいかも...

Fender Japan JB62
 →JB-STDよりはいいけど、音がUSのほうが好み。この価格ならBacchusでいいかなぁ。


と、ここまで、色々弾いてみて、どうせならJB62-USかなぁと思いながら店員に他におすすめはないかきいてみた。

(後編へ続く)

2015年4月14日火曜日

「伊藤真の法学入門 講義再現版」を読んだ その2

続き。

(2)法律は現実を書いてるのではないわけだから、例え現在現実にそぐわない内容でも、理想として掲げておくことにも意味があるんだなということ。

(3)立法者意思説と法律意思説について
この法律は、どういう根拠でできたものだろう、どういう正義を実現させるものだろう、ということはこれまでも考えることがあった。その時、具体的に法律ができた経緯はなんだろう、と考えることが多かった。これは、立法者意思説に則った根拠なんだろう。この分類が私には新鮮だった。

(4)法とは関係ないが、スカンクがペットになりうることを知った。

まぁまだ一冊読んだだけだし、もっと色々、他の人の本も読んでみないとですな。

2015年4月12日日曜日

「伊藤真の法学入門 講義再現版」を読んだ その1

法律なんて全くわからないが、世の中で色々起きていることを自分で判断できないのもどうかなと思い法律に興味を持ってみた。
特に、具体的な法律の適用より、法そのものに興味があったので、まずはこの本から。

以下、考えたこと。

(1)この本の最初に書かれている法律と法則の違い。

物理学では、この世界を、それを再現する法則を見つけようとしている。そのために理想系を仮定し、その理想系で成立する法則を導き出す。
一方で法律では、(とある価値観において)理想とする社会を仮定して、それを再現する法律はどんなものかと考えて作られる。
この2つはアナロジーとしては似ている。
しかし、法律が仮定する「理想の社会」は個々人によって変わるため、正解はないという点が大きく異る。

物理学では、強引に言うと法則(仮定した理想系)が正しいかどうかは現実を再現できるかどうかということでそれが間違っていると言うことができる。妥当かどうか判断できる。理想系の中でいくら法則が正しかろうと、現実を再現できなければ、その法則は現実を再現するのには役に立たない。
でも法律はどうだろう。どの理想を採用するかが人によって異なり、妥当かどうかは客観的、普遍的には判断できない。従ってそこに対立が生まれる。
どの理想系を採用するか、物理学ではそれの客観的、普遍的判断基準として現実があるが、法律にはそれがない。
これが、法則と法律の違いなんだろう。

もちろん現実世界では異なる思想を持つ人がいるのだから、意見の対立が生じるのは当たり前だ。だから国会でも同じ問題について異なる法案を出して対応しようとしている。ということは理解していたつもりだった。しかし、それは、自然科学における法則レベルの対立だと思っていたが、
法律の対立というのは、
私がこれまで思っていたよりも、もう一段階深いところでの対立なんだなぁと改めて思う。


なお、最初は物理に限らず自然科学と書こうと思ったが、数学なんか現実とか関係ないよなと思ったので、物理に限定した。

法律には答えがないというわけではないし、実際にはこんなに極論じゃないだろうけど、なんか文にするとうまくまとまらないなぁ。