2015年3月17日火曜日

「罪と罰」を読んだ

色々な本で影響をほのめかされたり、友人との話に出てきたりしたので、読んでみたかった本。
昔家にあった文庫に比べると厚みが倍くらいに思えたのは、文字が大きくなったせいか、翻訳が変わったせいか、ただの気のせいか。

さて、言わずと知れた名作であるが、私が鈍感なのか読解力が足りないのか、そこまで感銘を受ける点はなかった。ロシア者にしては登場人物が比較的わかりやすいなとか、意外と(ロシア文学にしては)短かった、とかどうでも良い感想が残るばかりであった。多分登場人物の心象の変化についていけないせいだと思う。

ところで、私はロシア文学が長いのは、寒くて家から出ないので暇をつぶすために長いものが好まれたのだと勝手に思っている。もちろん違うとは思うのだが。カラマーゾフも長かったなぁ。

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